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NIKKOの技術力
Technological Capabilities NIKKOの技術力
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02.“開発”に携わる社員の声
- 開発力と特注力

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図面作成や構造計算、型枠の検討、試作等を経て、
新製品を生み出していく
開発部 K.H.

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ー 仕事内容について

 当社の3事業のうち、土木資材事業の新製品開発を担当しています。図面作成や構造計算、型枠の検討、試作等を経て、新製品を生み出していく仕事です。

ー 印象深いプロジェクト

 近年、通学路における安全対策が社会問題になっています。当社の「SSベース」は、地形上、道路の幅を拡げることが難しい既存道路の路肩に設置することで、歩道を拡幅し、安全で安心な空間を確保することができます。

 張り出し部分の強度を確保するため、構造計算を行いながら形状を固めていくのですが、工事現場での施工性に配慮し、製品連結用の配筋用溝を設けるなど、非常に複雑な形状となったため、3DCADや模型を使い、営業部門や生産部門と何度も協議して完成した製品です。初めて主担当として開発した製品ですが、歩行者の被災事故防止に貢献できると嬉しく思います。

ー 今後のビジョン

新製品の開発ということで、他社よりも優れた製品を生み出すために新しい技術や情報には常にアンテナを張っています。ただ、開発部だけでは新製品開発を行うことはできません。絵に描いた餅にならないよう、市場のニーズや施工性、量産体制について、関連部署と連携しながら進めています。

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「失敗してもめげない。失敗しなければ成功はしない。
成功するまで挑戦し続ける。」
開発部 S.T.

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ー 仕事内容について

 開発部の中で、新しい素材の開発とその技術を使った製品開発を行っています。難易度の高い形状の特注案件も多く、特注製品に応じた原材料の配合設計も担っています。

ー 印象深いプロジェクト

 高強度ベンチの開発において「高強度繊維補強コンクリート」のモルタル配合を企画立案し、「布」をイメージさせる、薄くて柔らかなフォルムを表現することができました。
 圧縮強度100N/mm2以上(普通配合30N/mm2),曲げ強度15N/mm2以上(普通配合 5N/mm2)だからこそ実現できたスリムなベンチやテーブルは、設計者の表現の自由度を拡げ、大学のキャンパスやスポーツ施設、水族館など、さまざまな建築外構で存在感を放っています。

 日本の国土の約60%は雪寒地であり、積雪が日常生活の妨げになっています。降雪により歩行性が損なわれることのないよう、熱伝導率を高める特殊素材を舗装材に混入し、路盤の融雪設備の熱エネルギーを効率よく地表面に伝達できる「融雪ブロック」を開発しました。

ー 今後のビジョン

 製品開発は失敗の連続です。「失敗してもめげない。失敗しなければ成功はしない。成功するまで挑戦し続ける。」をモットーに取り組んでいます。それでも出来ないテーマは,知見としてストックすることで、技術者としての引き出しを増やしています。

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高強度ベンチ
(照明を組み込んだ特別仕様)

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融雪ブロックを施工した駅前の歩道
(北陸地方)

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「市場の動向やお客様の要望をいち早くキャッチできるように」
開発部 Y.T.

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ー 仕事内容について

 エクステリア事業における新製品開発業務を主に行っています。
 エクステリア製品はコンクリートだけでなく、異素材(アルミ、ステンレス、プラスチック)等の素材も幅広く使用するため、アイデアを形にしていく上で、実現可能な選択肢も広がります。ただ、新しい価値を見つけることは本当に難しいです。

ー 印象深いプロジェクト

 土木資材事業とエクステリア事業が協同開発した「SW基礎ハイパー」は、個人邸宅周りに設置する、塀の基礎ユニットです。
 この製品の特徴は「凸形状」の鉄筋挿入孔です。鉄筋挿入部を凸とすることで、積みブロックと勘合し、強固に連結します。これにより、雨水の侵入を抑制し、鉄筋の腐食を防止することができます。また、鉄筋挿入孔には凹凸パイプを用いることにより、現場で施工する縦筋とブロックの付着力を確保します。
 設計段階では3DCADや模型を使い、鉄筋挿入孔の形状や配筋位置について何度も確認を行いました。土木資材事業、工場、型枠製造会社の方々とが一丸となり無事製品化でき、嬉しく思います。

ー 今後のビジョン

 エクステリア製品の市場は移り変わりが早いため、市場の動向やお客様の要望をいち早く新製品開発に反映できるように、固定概念に縛られず柔軟な考え方で業務に努めていきたいです。

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「疑問に感じたことやわからないことは分かるまで追求する」という姿勢を大切に
開発部 T.T.

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ー 仕事内容について

 市場調査や情報収集を行い、主に土木資材製品における新製品開発を担当しています。また、販促資料の作成や製品カタログの制作、特注物件等における営業や製造の支援等も行います。

ー 印象深いプロジェクト

 四国中央市の防災広場・避難路整備工事において、当社から「サイレット(災害用緊急トイレ)」、「防災トイレベンチ・スツール」、「防災収納ベンチ」などを納入しました。お客様から「高齢者の方でも使用しやすいよう、トイレベンチに手すりをつけたい」という要望があり、手すりの外注依頼や、図面の修正、製品改良など、営業・工場・開発、それぞれの部門が一丸となって挑戦し特注対応を実施。
 私は土木製品であるサイレットの設計や改良業務に携わり、現場の入設設計から、製品の出荷指導、現場の施工指導、お客様へ製品の使用方法の説明などを行いました。土木(地下)・景観(地上)製品の協同物件であり、コンクリート二次製品メーカーで3事業を展開する当社ならではの強みを発揮できた物件でした。

ー 今後のビジョン

 お客様はもちろん、営業や工場の声に応えられるよう、普段から「自分自身が疑問に感じたことやわからないことは分かるまで追求する」という姿勢を大切にし、相手に説明を理解・納得してもらえるよう努めています。今後も様々な部署と連携を図り、技術担当として意見や考えをしっかり発信し続けていきたいです。

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整備後の写真

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