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規格・準拠図書
プレキャスト式雨水地下貯留施設技術マニュアル電線を地中化する事で街並みの景観は非常にすっきりと整備され、電柱による歩行障害のない豊かで良好な都市景観が形成できます。
高度情報化社会の実現に向け、早期、かつ効率的な整備を目的とし、電線類の地中化を促進するため、電力ケーブルおよび通信ケーブル等をまとめて収容する「C・C・BOX(電線共同溝)」の整備が必要とされています。
「C・C・BOX(電線共同溝)」は従来のシステム(CAB)に比べて断面寸法が小さく、各地の道路状況に応じた整備が可能となり、コンパクトな収容溝を地表から浅い位置に埋め込みますので、工事費が削減できます。
分岐部から新たなケーブルの後入れができますので、その都度道路を掘り返す必要がなく、新規の情報・通信事業者の参入が容易になります。
海外の先進国に比べ、日本のまちづくりは遅れているといわれています。その大きな要因として、都市の中の電線類や電柱の存在が上げられています。日本でも昨今、豊かな環境、美しい景観の整備を望む住民意識が高まりそれを実現する手段として「C・C・BOX」事業は最適です。電線の地中化によりストリートファニチュア、照明、サインなどの計画もフレキシブルに対応でき、質の高い道路整備が図れます。
電柱の存在は、ほとんど利用される事のない歩道空間を生み出し、歩行者にとって非常に障害となっています。バリアフリーな道路を促進するうえにおいても「C・C・BOX」事業は利用するすべての人々にとって安全で快適な歩道を可能にします。
電柱の減少により、交差点での見通しが良くなり、交通標識やサイン等も見やすくなり、電柱衝突などの事故の減少にもつながります。
架空線は消防活動等に著しい支障をきたすとともに、地震等の災害時には、電柱倒壊、変圧器落下、電線切断等が発生するだけでなく、感電や火災、通信網の寸断等の二次災害の原因となっています。「C・C・BOX」の整備により、これらの問題を排除し、電力・通信の安全性・信頼性向上が図れます。