(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)砂防堰堤ウォール工法(自立式砂防堰堤型枠ブロック:ダムウォール)リフト計画の立案指針等に従いリフト計画を行い、ブロックの割付を決定する。基準高のチェック(図1参照)設計計画に従い掘削を開始し、所定の基準高に仕上げる。堤体コンクリートリフト計画に従い、一番目のブロックを据付ける為のアンカー筋を設置し、堤体コンクリートを打設する。鉄筋挿入(図2参照)コンクリートが硬化する前に、アンカー筋を所定の位置に確実に設置する。グリーンカット(打継モルタル)(図3参照)ブリーディングによるレイタンスを圧力水又は電動ブラシ等で、コンクリートが完全に硬化する前に取除き、打継モルタルを打設する。ブロックの据付けブロックを所定の勾配に据付ける。各種取付金具の組立てブロック背面のインサート孔に山形鋼をボルト・ワッシャーで固定し、この山形鋼とアンカー筋を保持筋に溶接し固定する。法肩表示の設置ブロック天端両端にある穴に単管等を挿入し、法肩表示を設置する。コンクリートの打設指針等に従いコンクリートを打設する。展開図施工手順法肩表示を撤去し、その穴にコンクリートを充填する。図1.基準高のチェック断面図図2.鉄筋挿入注1)4~8の作業を繰返し、所定の高さまでコンクリートを打上げて終了となるが、『6.ブロックの据付け』の前に480ダムの前面背面の勾配が異なる場合(例えば前面2分、背面5分)でも、砂防堰堤ブロック1段分の直高が全て1.5mになる様に設計されていますので、堤体コンクリート打設高も1.5mが確保できます。図3.グリーンカット
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