土木総合カタログvol.25 中四国版
76/552

74ボックスカルバート施工方法通常敷設型の敷設方法レバーブロック用ピン① 地下水位が高く止水を考える場合。        ③ 地盤が良くない場合。② カルバートの縦方向に荷重が大きく変化する場合。 ④ 基礎地盤の支持力が変化すると予測される場合。定着部の詳細図(1)通常敷設型通常敷設型は、下図に示すように製品ブロックの継手部の凹凸を利用して接合するもので、ブロック相互の縦方向の連結は行わない敷設方式である。この敷設方式は、基礎地盤の良好な場合に用いるものとする。(2)縦方向連結型縦方向連結型は、下図に示すように製品ブロックを設置した後に、縦方向をPC鋼材またはボルトにて連結する敷設方式である。次のような場合は、ボックスカルバートの縦方向の連結を行うのが望ましい。なお、曲線部や、屈折部の場合は、ボルトによる連結方法によるものとする。■PC鋼材による連結定着部定着用ブロックアンカーグリップアンカープレートシース孔■■鋼より線グラウト■■鋼より線定着用ブロック中間ブロックレバーブロックシース孔ジャッキ3-1-7 引込み作業

元のページ  ../index.html#76

このブックを見る