高上地壁擁高上地壁擁クッロブ生緑主筋鉄筋継手40D竪排水材主筋横排水材材水排横トーリクンコ水止コンクリート胴込め天端ブロック天端コンクリート基礎天端鉄筋2-D16スターラップ2-D16基礎定着40D259緑生擁壁工法とは工法の一例もたれ擁壁工法注)主筋径、スターラップ間隔および鉄筋継手位置は擁壁の高さと勾配により異なります。(1) 緑生ブロックを左図のように並べますと柱が形成され、その中に胴込コンクリートを打設しますと、ブロックと胴込コンクリートが一体化され、さらに基礎と天端コンクリートの連結により格子構造となり、練積又は、もたれ式擁壁と同等の構造(建設大臣認定取得時実験で確認)効果がありますので、下記の基準での擁壁高3.00m以上にも使用できます。(4) 上記3項目によって胴込コンクリート柱は従来の鉄筋コンクリートの理論で計算してよいことが解ります。(5) 本工法は地上高H=3.00m未満では胴込コンクリート(6) 擁壁地上高H=3.00m以上になりますと胴込コンク*道路土工 社団法人 日本道路協会*建設省制定「土木構造物標準設計2」擁壁 社団法人全日本建設技術協会*設計要領 日本道路公団*宅地造成等規制法(2) 背壁⑤に作用する土圧は側壁④から支圧梁⑦を通り、胴込コンクリート⑪に伝達されます。この荷重伝達を確認するため、建設省建築研究所で実験しました。その方法は緑生ブロックⅡ型を(3列×3段)組積して、中央の1ブロックのみに、集中荷重を与えた結果54tonで破壊しました。これは上記の荷重伝達によるものです。(3) 前面側壁③、側壁④、支圧梁⑦、及び係止突起⑧の作用によって、胴込コンクリート⑪はブロックと一体化されます。さらに、胴込コンクリートに鉄筋を入れますと、鉄筋コンクリートもたれ擁壁にもなり、土圧力及び、地震力に抵抗することが、建設省建築研究所の実験で確認されました。部分に鉄筋を入れません。(無筋もたれ擁壁)リート部分に鉄筋を入れます。
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